女性タクシードライバーも募集の求人

私の介護職員時代の悩み

私は現在、宮城県仙台市若山区に住んでおり、女性タクシードライバーとして活躍しています。
この様に書くと、幼い頃からその職業に夢や拘りがあったのではと、考える人がいるかも知れません。
しかし、そもそも私の夢はお年寄りを助ける仕事である介護の仕事だったからです。
そして事実、私は介護職員として活躍していた経緯があります。
それなのに何故と考えるのは、当然の事でしょう。
実は、仕事自体には満足していました。
しかし、少ない職員で全てのケアをしなければならない為なのか、ストレスがたまり、職員間の人間関係に悩む日々を送っていたのです。

仙台へ引っ越し

そこへ来て、夫の仙台の和歌山区への転勤が決まり、退職する運びとなりました。
老人介護施設に来てくださる、ご利用者様とは仲が良く名残惜しかったのですが、東京を後にしました。
私の家庭はそれ程裕福ではなかった為、夫の収入にプラスして、自分も働かなければなりません。
私は、引っ越し先で同様の仕事を探そうか思い悩みました。

女性タクシードライバーになった

ある日、新天地はどの様な所なのか好奇心で自動車で走ってみると、坂のある町に着きました。
私は頂上へ向けて走り続けると、なんとタクシー会社の建物が見えます。
入り口には、タクシードライバー求人の掲示があり熟読してみると、女性でもOKの文字も読み取れました。
スマートフォンで検索してみると、東亜交通株式会社とあります。
そして眼を引いたのが、入社祝い金が10万円支給とあります。
私は介護職をしていた時も、昼間だけの契約で働いていたので、その条件に当てはまるのか気掛かりでした。
しかし、それも問題なさそうです。
私がここを職場に決めたのは、入社祝い金も魅力的でしたが、お年寄りが買い物や病院等に出掛ける際のお手伝いが出来る事でした。
事前に送付してあった履歴書を面接官に見せると、介護職である事に関心を示した様です。
実は、女性ドライバーが少なくて、あなたのようなお年寄りに寄り添える人を探していたとの事でした。
そして、是非来て貰いたいと言われ決定しました。
私は気になっていた人間関係の事を聞いてみると、社内の人間関係は仕事の性格上、余りコミュニケーションを取る機会は少ないし、常識ある社会人だと考えて下さい、との事です。
自動車の運転は今までは、ストレス解消でドライブする程度でしたが、楽しんで乗り回していました。
私は普通第二種免許を会社持ちで出してくれるだけでは無く、時給1000円が付きます。
介護職の経験と自動車の楽しさを実感出来る、このタクシードライバーは私の天職と言っても過言ではありません。